バレーボール用品・用器具のメンテナンス等の徹底について

近年、バレーボール用品・用器具についての事故、故障等が頻繁に発生しているようです。事故で多いのは、バレーボール支柱、ネット巻取機及びネットに関するもので、これらの事故は頭部や顔面に集中しており、鼻骨骨折などの重大事故に繋がるケースもあるようです。
バレーボールに携わる選手、指導者、保護者の皆様、また競技施設の管理者の皆様は、バレーボール用品・用器具の事故を未然に防止し、安全で安心して競技を行って頂くために、以下の点について今一度理解しご注意いただくようお願いします。
1. 使用者は、使用前に、取扱説明書を十分ご熟読して頂き、正しく使用してください。
2. 使用者は、ネットの張り過ぎ、ワイヤーロープの摩耗、目に見えない金属疲労等(例えば、変形や破損している)を起こしている器具の使用は、避けてください。また、バレーボール用品・用器具について、不具合があると感じましたら、直ちにご使用を止めて頂き、学校や自治体等の管理者に申し入れてください。
3. 管理者は使用者から用品・用器具の不具合の連絡があった場合、表示してある連絡先又はバレーボール用品・用器具の知識を有している販売事業者あるいはメーカーに連絡をして頂き、点検・修理・交換等の判断を仰いでください。
4. 管理者は、取扱説明書に基づき、適切な保管・管理(台帳の記載)を行ってもらうとともに、用品・用器具の点検は定期的に表示してある連絡先又は用品・用器具の知識を有している販売事業者あるいはメーカーに必ずメンテナンスの依頼をして受けるように徹底してください。
標準耐用年数が越えた用品・用器具、あるいは安全点検をいつ行ったか不明な用品・用器具については、直ちに使用を停止し、メーカーの安全点検を受けてください。また、標準耐用年数を越えていない用品・用器具についても表示してある連絡先又は用品・用器具の知識を有している販売事業者あるいはメーカーのメンテナンスを定期的に受けるように徹底してください。

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